熱中症。事故の事例

はじめに
 ここでは、過去に起きた熱中症によるものと思われる事故について取り上げており、資料としては、裁判判例、医学症例、新聞・雑誌記事、書誌を用いています。
(出典資料は各事例の末に記載しております。)
 このような事故を繰り返して起こさないための教訓として頂けますよう、掲載を致しております。
 青いボタン青いボタンがあるものについてのみ、公開しています。
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事例を読まれるにあたって
 出典資料を元に、読みやすいよう手を加えてあります。内容は資料に忠実を規しました。
 これらの事故が起こったことは紛れも無い事実です。しかし、内容について、正確に本当のことであるかどうかは、関係した多数の人々の話しを総合したものを、幾人かの書き手を経てここにあるという事情により、その時と場所で起きた、正確な事実内容と言いきることはできません。
 また、出典資料の種類によっても、それらに基づいた書き方となります。
 以上の注意をされて読んで頂けますよう希望します。
 
 気象資料について
 各事例における、気象状況のところで用いております気象資料は、気象庁の観測によるものです。
 
事 例
  事故発生
年月日 年齢/性別 競技種目名 事故当時の状況
所属 事故発生場所
jump! 1967.09.30
(S42) 19男 訓練 持久走
自衛官  
jump! 1970.07.23
(S45) 15男 ラグビー ダッシュ
高校一年  
jump! 1978.08.04
(S53) 16男 野球 ランニング中
高校一年  
jump! 1983.07.14
(S58) 16男 ラグビー 退部を翻意させるための、マンツーマンによるルーズボール練習中、何度か倒れた後、動けなくなる
高校二年 高校グラウンド
jump! 1984.08.27
(S59) 16男 サッカー ロング・パス練習
高校一年  
  1984.08.02
(S59) 10男   林間学校での夜間ラリー
小学生  
  1986.07.27
(S61) 17男 アメリカンフットボール 練習後
高校三年  
jump! 1986.08.07
(S61) 16男 相撲  
高校一年  
  1986.08.16
(S61) 21男 駅伝  
   
  1987.06.08
(S62) 17男 レスリング  
高校三年  
  1987.10.30
(S62) 16男   学校行事でのマラソン
高校一年  
jump! 1988.08.05
(S63) 16女 バスケットボール  
高校一年  
  1988.09.02
(S63) 24男 訓練(全装備着用) マラソン
機動隊員  
  1988.09.06
(S63) 24男 訓練(全装備着用) 短距離ダッシュ
機動隊員  
jump! 1988.10.26
(S63) 16男 野球 ポール・ダッシュ
高校一年  
  1988.10.29
(S63) 18男 陸上 国民体育大会での陸上1万m走競技
   
  1988.10.29
(S63) 24男 ラグビー 国民体育大会での試合後
   
  1989.05.11
(H01) 22男 訓練 5km走
自衛官  
  1989.08.02
(H01) 28男 野球 400m走
社会人  
  1989.08.04
(H01) 13男 卓球  
中学一年  
jump! 1989.08.09
(H01) 13男 野球 休憩中
中学一年  
  1990.08.21
(H02) 17男 ラグビー ランニングパス
高校二年  
  1992.07.27
(H04) 15男 野球 100本ノック
   
  1992.09.02
(H04) 18女   体育日課でのランニング
自衛官  
  1992.07.10
(H05) 19男 ワンダーフォーゲル 登山
大学生  
  1994.06.05
(H06) 16男 登山 競技中、九合目付近で倒れた後、現地で寝かせていたが、3時間後、容体が悪化する
高校二年  
jump! 1994.07.24
(H06) 17男 登山 登山中、疲労のため動けなくなる
高校二年  
  1994.07.24
(H06) 15男 レスリング  
高校二年  
  1994.07.25
(H06) 12男 バスケットボール ランニング
中学一年  
  1994.08.03
(H06) 16男 サッカー 合宿でのランニング中、突然倒れ、立ち上がろうとしたが再び倒れる(前日の練習中に吐くなどで半日休んでいた)
高校一年  
  1994.08.08
(H06) 15男 柔道 合宿での立ち技練習中に、体の不調を訴えた
高校一年  
jump! 1994.08.10
(H06) 16男 柔道 練習中の水分補給は無く、多量の食事をさせられるなどで、熱中症の症状を起していた。早朝のランニングの途中、倒れる
高校二年 学校(合宿)
  1994.08.12
(H06) 14男 サッカー ミニゲームやグラウンドをランニングするなどをし、練習の終わり頃、しゃがみこみ、意識が無くなる
中学二年  
  1995.07.16
(H07) 12男 野球 ランニング中
中学一年  
  1995.07.19
(H07) 44男 訓練 前日の夕方より約50kmを荷物(約10kg)を担いで行進し、翌朝、「めまいがする」と訴えた
自衛官  
  1995.07.24
(H07) 15男 レスリング 合宿中、朝からの石段登り練習の後に、「気分が悪い」と訴えた後、意識不明となる
高校一年  
  1995.07.25
(H07) 12男 野球 ランニング中、側溝に転落して頭を打って
中学一年  
  1995.07.25
(H07) 12男 バスケットボール ランニング中
中学一年  
  1995.09.22
(H07) 17男   学校行事での10kmマラソン中、約7km付近で、足がふらつき倒れて
高校二年  
  1996.06.14
(H08) 11男 陸上 10kmのマラソン中、約7km付近で、足がふらつき倒れて
中学一年  
  1996.07.15
(H08) 17男 柔道  
高校二年  
  1996.07.19
(H08) 15男 野球 ランニング中
高校一年  
  1996.07.26
(H08) 13男 野球 走り込みの練習中、足取りがおかしくなり
中学二年  
  1996.07.29
(H08) 18男 ゴルフ ゴルフ場でのキャディテスト中、意識不明となる
大学一年  
  1996.07.29
(H08) 15男 野球 ランニングで8kmほど走ったところ、転倒し、いったん自力で立ち上がるが、意識不明となる
高校一年  
  1997.07.05
(H09) 13男   ランニング中に倒れる
中学二年  
jump! 1998.07.08
(H10) 17男 ラグビー 練習後、「気分が悪い」と訴えた
高校三年  
jump! 1998.07.08
(H10) 16男 野球 練習最後のベースランニング中、様子がおかしくなった
高校一年  
  1998.08.09
(H10) 13男 剣道 ランニングや打ち込み練習をした後、気分が悪くなり、外の日陰にいたが寝込む
中学二年  
  1998.08.18
(H10) 14男 柔道 合宿での乱取り練習中、疲れた様子となり倒れたが、その後も練習を続けさせる
中学二年  
  1998.08.25
(H10) 19男 レスリング 大会に向けて減量するために、厚着をしてランニング中、意識が無くなって倒れる
大学二年  
  1998.09.19
(H10) 17男   学校行事のマラソン中
高校二年  
1999.07.27
(H11) 13男 ラグビー 早朝練習中、「足がしびれる」、「しんどい」など訴えていたが、そのまま練習を続けさせた。倒れた後、意識がなくなる
中学一年 学校グラウンド
  1999.08.17
(H11) 21男 柔道 合宿で、ランニング中に突然意識を失う
大学四年  
1999.10.11
(H11) 17男 ラグビー 練習試合の後、足のケイレンを訴えて休ませたが、意識が無くなる
高校二年 総合運動場
2000年03月31日

熱中症になった時の応急処置

準備
 熱中症にかかった者が発生した際の対応として、準備しておくことなどについてです。
 
 救急・医療機関との連携
 事例を読んで頂ければわかるとおり、死亡事例の中には、医療過誤によるものも発生しています。意識障害を伴いような熱中症(?度程度)においては、迅速な医療処置が、生死を左右します。また、発症から20分以内に体温を下げることができれば、確実に救命できるともいわれています。

 実際、熱中症になった者を、医療機関へと搬送する場合、下のような二通りの方法が考えられると思われます。
[1] 救急車による搬送
[2] それ以外、自家用車、タクシーなどでの搬送
 以下、具体的に考えみましょう。
 
 救急車による搬送
 熱中症の?度程度の症状がある場合や、事情により別な搬送方法が行えない場合など、119番通報(直接に消防署への通報も含む)を行う前に、通報の前に下の内容を確認しておくことが大切なものとなります。これは事故になる前に確認をしておく内容も含みます。

[1] 熱中症になった者の状態
  (意識の程度、呼吸、脈拍、顔色、体温、手足の温度など)
[2] 熱中症になった者のプロファイル
  (名前、性別、年齢、住所、連絡先、運動歴、身長、体重)
[3] 熱中症になった際の環境の状況
  (活動開始時刻、気温、湿度、活動内容など)
{4} 事故発生場所の詳細
  (住所、連絡先、その場所の目安、行くための手順など)

 次に、連絡通報を行いますが、可能な限り事故発生から迅速に行う必要があります。そのため、通報のための手順や手間を、出来る限り少なくしておくことが適切と考えます。危機管理対策ということになるかと思います。

[1] 学校や施設などでは、通報手順のマニュアルを作成しておき、その内容の手順をは簡略化しておくこと。また、事前に訓練を行なっておく。

[2] マニュアルには、数種類のバリエーションを用意し、確認に必要な担当者がいなくとも行えるように作成をする。

 搬送の実際
熱中症の発生 すみやかに熱中症になった者の状態を観察し、手当を行なうことが必要です。
119番通報 事前に確認した内容を報告する。
ただし、携帯電話での通報の際には、特段の注意が必要となります。

※ 携帯電話で救急車を呼ぶ際の注意
○電源は切らず、電波の届くようにしておくこと。
○携帯電話の際に、119番は使用せず、管轄の消防本部の電話番号を確認しておき、そこへ連絡・通報を行う、というのも良いでしょう。
○連絡先は携帯電話にメモリー(記憶)されておくことが最善です。

入り口や目安となるような場所に、救急隊到着時にスムーズな対処ができるよう、道案内の者などを設置しておきます。
救急車到着 119番通報から救急車が到着するまでの時間は、地域により大きな差があります。都市部では、交通事情に影響されなければ、数分以内で着くと予想されますが、郊外や過疎地域においては、通報から到着に30分やそれ以上かかる場合も考えられます。

熱中症の手当は一般に発症から20分以内の手当が必要とされています。そのため、ここから考えられることは、救急車を待つようなことはせず、迅速に手当を行なうことが必要となっているということです。
トリアージ 救急隊は到着後、熱中症になった者を観察し、その者の状態の判断を行います。これを専門的には、トリアージと呼びますが、その際の対応は、救急隊の判断に任せるということが大切です。

救急隊は様々な状況から、その時に適切な医療施設へと搬送を行ないます。
この事情には大変に難しいものがあり、一般に判断できることではありません。そのため、救急隊の判断に任せる必要があります。ただ、救急隊の処置に手伝えることがあれば、進んで協力するということは必要なことです。
救急車出発 継続して手当が行なわれます。
この時点で希望される処置としての課題は、深部体温のモニタリング、が考えられます。深部体温の把握には、直腸での測定を行なうことが最善ではありますが、現状それが可能な医療施設が限られているという事情があります。ただ、正確な体温を迅速に把握するということは、医療施設到着後の処置に重要な要素と考えます。
病院到着  
 熱中症でも重度なもの(?度程度)においては、一般に集中治療が可能な医療施設が必要となることが多いと考えられます。ただ、日本国内の事情では、集中治療の施設を持っている病院は少ないものです。また、そのような病院(第三次救急医療施設)へは直接に救急車が行くことができないこともあるようです。

 そのため、できる限り適切な処置が可能な病院へ搬送されますが、この搬送先を救急隊へ要望するということは避けるべきです。そのための確認の時間を費やしてしまうことになります。熱中症は迅速な手当がもっとも大切なことです。集中治療ができなくとも、その前に行える手当はあります。よって、そのような要望を行なうということは、現時点では避けるべきと考えます。

 ただ、熱中症事故の現状より、救急隊が直接に第三次救急医療施設へ搬送することも十分に可能となるよう、今後の検討が望まれます。
 
 自家用車などでの搬送(救急車によるもの以外)
 救急車による搬送ができない場合や、症状の軽症度の場合には、自家用車などで医療施設へ向かうことになるかと思われます。その際の手順を検討してみましょう。

 熱中症に対応できる医療施設は、基本的には救急救命の診療科目を持つ施設となります。また、診療科目としては、通常、内科、小児科などの診療科と考えます。

 ただ、熱中症は症状が複数にわたることが多く見られますので、その内容に応じた対応診療科目というものが必要となっていきます。また、これまでの熱中症事故より、搬送先の選択に不適切な事例が見られることがあります。よって、ここから救急救命、集中治療の可能な施設への搬送という考え方が生まれます。

 そのためには、事前に医療施設との間で確認と連携のための作業を行なったおくことが必要となります。学校や施設、合宿などの際でも、事故発生時の際に、迅速な対応を可能とするためには、怪我や病気の内容に応じて、向かう医療施設を決めておくということは必要なことと考えます。

 もし可能ならば、連携を行なっておくことができれば最善です。これは、日頃よりの健康診断などで関係が構築されていれば、処置の対応が一層に最善なものとなります。
 
 搬送の実際
熱中症発症 すみやかに熱中症になった者の状態を観察し、手当を行なうことが必要です。
医療施設へ
連絡・確認 事前に連携や確認がとれている場合には、その施設へと向かうことになると考えます。

それ以外の場合や判断に困った場合など、119番もしくは管轄の消防署へと連絡し、病院を紹介をもらうということができます。この場合の連絡の仕方は、救急車にての搬送と同様なものとなります。
医療施設へ
出発 自家用車もしくはタクシーなどで行くことが多いと考えますが、その際には、クーラーを十分に効かせたものとすることが望まれます。ただし、本人が寒いと訴える際には、この限りではありません。
医療施設へ
到着 出来る限り、早急に診断だけでも行うことが望まれます。  
 準備しておく物
熱中症の発症者に対して、応急手当を行うのに必要な物は以下の通りです。
[1]冷却剤
  (氷嚢、アイスパックなどと、冷水を作るために十分な量の氷)
[2] 送風器具
  (送風できるものならば、団扇、扇風機、服など、どのようなものでも可)
[3] 水 もしくは ゆるいお湯
  (可能ならば、霧吹きを用意し、その中に水を入れておく)
[4] 痙攣(ケイレン)の対処用に、塩分濃度0.9%の飲み物
  (例: 生理食塩水)
[5] スポーツ・ドリンク
  (塩分濃度0.1~0.2%、糖分濃度3~5%で、5~15℃程度に冷やしたもの)
[6] 携帯電話
  (現場から、すぐに救急車を呼べるようにするため)
 
 養成しておく者
 最善は医師(医師免許を持つ者)がその場にいれば良いのですが、そこまでは難しいところが大部分と思います。そこで、応急手当ができる者がその場にいるようにしておくべきと思います。

 ただし、その手当できる技術的なレベルですが、心肺蘇生法が確実にできることが必要となりますので応急手当の講習を受けた者などでないといけません。

 また、現在は高校の授業や、自動車学校などで応急手当の講習を受けますが、その程度では、熱中症などの対応は難しいものと考えます。

 よって、一般の人(医療従事者以外のこと)の場合には、以下の講習などを受講した者となります。
[1]日本赤十字社の救急法救急員養成講習
  ~問合せ先:日本赤十字社各都道府県支部
[2]消防庁、消防本部の応急手当(救急救命)講習(上級救急救命員養成講習以上)
  ~問合せ先:各自治体の消防庁、消防本部など
 これらの講習については、熱中症への対処以外にも様々なことについての
応急手当の仕方を習得することができます。
 
手当
 熱中症は、元来、連続的なものであることは、「熱中症とは」のページで書きました。よって、熱中症の程度をはっきりと決めるには困難であることのほうが多いと考えます。そのため、熱中症にはその症状に対して対応を行っていくということ、また、緊急性のあるものに対して、時間を無駄にすることなく、優先して対処することが重要なものとなります。判断をしながら手当をするという、すべてが同時進行となることが必要されています。また、軽症の段階で発見し、手当を行うことが最善となる。
 
 現場での手当
[1]観察
 傷病者が発生した際、それがまずどのような症状かを観察する。 具体的には、まず、意識の状態を確認して下さい。名前を呼ぶ、肩を軽くたたく、応答ができるならその者が絶対にわかるはずの質問をするなどをしつつ、意識の状態がどの程度なのかを判断してください。
あわせて、生の兆候(意識、呼吸、脈拍、顔色、体温、手足の温度など)のチェックを継続して行き、手当に必要なものを用意する。

[2]手当の実際
 熱中症の手当の基本
休息
(rest) 安静をさせる。そのための安静を保てる環境へと運ぶこととなる。
衣服を緩める、また、必要に応じて脱がせ、体を冷却しやすい状態とする。
冷却
(ice) 涼しい場所(クーラーの入っているところ、風通しの良い日陰など)で休ませる。症状に応じて、必要な冷却を行う。
水分補給
(water) 意識がはっきりしている場合に限り、水分補給をおこなう。意識障害がある、吐き気がある場合には、医療機関での輸液が必要となる。
 以上の三つがベースとなって手当を行ない、症状やその程度によって、手当の内容が決定される。すべての症状に対して、前述した熱中症の手当の基本を行なうが、追加して望まれる手当を記載する。
 
[1] 意識の有無、程度の確認
 まず、意識の状態を確認して下さい。名前を呼ぶ、肩を軽くたたく、応答ができるならその者が絶対にわかるはずの質問をするなどをしつつ、意識の状態がどの程度なのかを判断してください。

 意識が無い(呼びかけるなどをしても反応がない)、意識が回復しない状態は危険です>
また、応答が鈍い、言動がおかしいなどの場合も注意が必要です。
 必要な手当を行いつつ、至急、119番通報を行い救急搬送を要請する。
 
[2a] 意識の無いもしくは、反応が悪い(意識レベルが低い)場合
以下の項目を行います。
 A.気道の確保
 B.呼吸の確認
 C.脈拍の確認

 気道を確保した上で、呼吸の確認をする。呼吸が無かったら人工呼吸を行うことになり、また、続いて脈拍の確認を行い、脈拍が非常に弱い、もしくは止まっている際には、心臓マッサージを行という過程です。あわせて、バイタルサイン(意識、呼吸、脈拍、顔色、体温、手足の温度など)のチェックを継続して行うことが必要です。
 
[2b]意識のある場合
 バイタルサイン(意識、呼吸、脈拍、顔色、体温、手足の温度など)のチェックをし、涼しい場所へ運ぶ。衣服を緩め(必要に応じて脱がせ)、症状に対応していく。

○ふくらはぎや腹部の筋肉の痙攣(全身のものではない)
 0.9%の食塩と電解質の入ったものを飲ませる。冷却の方法にある、冷水タオルマッサージを震えているところへ行なう。

○失神(数秒程度内のもの)
 横に寝かせ、足を心臓より高く挙げるなどして、心臓へ戻る血液の増大を図る。

○顔色が蒼白で、脈が微弱
寝かせた状態で足を心臓よりも高くなるように挙げて、可能ならば、静脈路を確保して、輸液を行う必要があるため、医療機関へ搬送する。

○飲水できる
スポーツ・ドリンクなどを飲ませる

○飲水が困難
上記同様に、医療機関へ運ぶことになる。

○足先など末端部が冷たい
その部分の保温と、さするようにマッサージをする。

○顔色が赤い場合
寝かした状態よりやや上半身を高くなる、座らせた状態とする。

○吐き気、嘔吐
 水分補給が行えないので、すみやかに医療機関へと運ぶことが必要。

 どのような場合でも、必ず、”医師の診察”を受けること。
 
[3] 冷却
 「意識が無い、もしくは、反応が悪い」ならば、冷却を開始しつつ救急車を呼び、至急医療施設へと搬送する。その間に移動が可能ならば、冷却を継続しながら、涼しい場所(クーラーの入っているところ、風通しの良い日陰など)運ぶ。
 
 現場での冷却
意識が回復し、寒いと訴えるまで冷却
 以下に3つほど、冷却法を紹介します。総じての注意点として、震えを起こさせないようにすることがポイントとしてあります。
 冷却のポイント
○ 震えを起こさせない
  (その為には積極的にマッサージをする)
○ 下の方法で、?と?もしくは、?と?を併用して行う
○ 冷却は、意識が回復し、寒いと訴えるまでは続ける
○ その後に点滴もしくは水を飲ませるなどをする
○ 意識が回復しても再び意識が無くなることも想定されるため、
  継続注意をして観察する
○ やり過ぎを恐れず、積極的に行なう
  (人間の体温は低温側に対して強く、高温側に弱いから)
? 冷水タオルマッサージと送風
 衣類をできるだけ脱がせて、体に水をふきかける、その上から、冷水で冷やしたタオルで全身、特に手足(末端部)と体幹部をマッサージ(皮膚血管の収縮を防止するため)する。風をおこすようにうちわ、タオル、服などで送風する。使用する水は冷たいものよりも、常温の水もしくはぬるいお湯が良い。
? 氷(氷嚢、アイスパック)などで冷却
 氷嚢、アイスパック、アイスノンなどを、腋下動脈(両腕の腋の下にはさむ)、頚動脈(首の横に両方から当てる)、大腿動脈(股の間にあてる)に当てて、血液を冷却する。
? 水を体表面にかけて送風(気化熱によって冷却)
 霧吹きなどで、水を吹きかけてその気化熱で冷却する。繰り返し吹きかけつつ送風する。皮膚表面を冷却しないで、かつ、震えを起こさせないよう注意。そのため、できるだけ温水のほうがよいと考えられるが、温水でないといけないものではない。送風にはドライヤーで温風を用いるのもよいが、うちわなどで扇ぐことでも可。
 
熱中症の判断
 熱中症とはのところで述べたことを踏まえ、医師や専門の者に向けての記述を行う。このカテゴリーは、医療従事者もしくはそれに関係する者のみを対象とするので、一般の方はあくまでも参考までにとどめてください。

 以下、安岡(1999)の報告をまとめてあるが、その内容は、サイト管理・運営者によって加筆修正を行っている。そのため、詳細の内容は安岡の報告を参考とされたい。
 
 ?度 重傷度
 自己温度調節機能の破錠による中枢神経系を含めた全身の多臓器障害。

 意識障害、脱水、ショック、低酸素血漿などが合併しており、重篤で多臓器不全(体内で血液が凝固し、脳、肺、肝臓、腎臓などの全身の臓器の障害)を生じて、死亡に至る可能性が高い。
 
 ?度の判断基準
(1)脳機能障害 意識喪失(1~2分以上)
譫妄(せんもう)状態
小脳症状(奇異行動、失行など)
痙攣
(2)肝・腎機能障害 GOT、GPT、BUN、クレアチニンの上昇
(3)血液凝固障害 DIC
暑熱環境にさらされる、あるいは、熱産生の亢進の条件下にあった者が、深部体温(直腸温でのみ)39℃以上の高熱を有し、他の疾患が除外診断された後、熱中症を疑われる場合、この(1)~(3)の兆候のいずれか一つでもあれば、?度とする。  
<注意点>
○ スポーツ、運動が誘引となった?度E型(努力性熱射病)では、発汗が止まっているとは限らない。

○ 発汗停止の有無を?度と診断する、あるいは、?度と?度を区別するうえでの必要条件としていない。

○ 一次救命レベルで、深部体温(直腸温を指す)を測定する機能を持たない施設では、腋窩体温において39℃未満であっても、?度の危険性を否定しえない。また、体温が何度未満であれば、?度を否定しうるという考えは危険である。

○ 筋肉がよく発達している者ほど、体温が上昇しやすい傾向にあるとされている。
 
 ?度 中等度
 めまい感、疲労感、虚脱感、頭重感(頭痛)、失神、吐き気、嘔吐などからなる多彩な病像を呈するため、そのものを定義することはできない。
 観察よりは、血圧の低下、頻脈(脈の速い状態)、皮膚の蒼白、多量の発汗などが見られる。

 脱水と電解質(塩分など)の喪失があり、末梢循環不全による虚脱に発展する。放置あるいは誤った判断を行なえば重症化し、?度へ移行する危険性をもっている。

 ?度を除外したうえで判断を行なうこと。また、?度と?度の相違を定義すると、標的器官(脳・肝臓・腎臓・血液凝固系)の障害の有無となる
 
 ?度 軽症度
 ?度、?度を除外したうえでの、最後に残った疾患と考えるべきということを注意する必要がある。
 
熱中症の予後
 熱中症にかかった者が、暑い環境での運動を再開するには、相当の日数を置く必要があります。
どんなに症状が軽かったとしても、1週間程度。症状が重くなるにつれ、日数は増えていきます。詳しくはお医者さんと相談の上、当人の調子を鑑みながら、再開を決めることになります。

 その間は、暑い環境での運動や、激しい運動は厳禁となります。十分に回復するまでの休息の日数をおいたうえ、涼しいところでの軽めの運動から開始し、徐々に運動負荷を上げていくということになると思います。

 前述しましたが、一度かかった者は、再度かかりやすいということが言われています。十分に注意をしつつ、運動を行わせなければなりません。
 
出典
森田茂穂(1996) 熱中症-その予防と治療のポイント
救急医療ジャーナル 21 8-11

川原 貴(1996) スポーツにおける熱中症
救急医療ジャーナル 21 12-15

福家伸夫(1996) 薬物による熱中症
救急医療ジャーナル 21 23-26

山崎元ほか3名(1996) 高温環境下でのスポーツに必要な知識
慶応義塾大学スポーツ医学研究センター紀要 1996

安岡正蔵 他5名(1999) 熱中症(暑熱障害)?~?度分類の提案
救急医学 23 p1119-1123

水分補給と体調管理

水分補給の考え方
 あまり感じることができないと思いますが、普通の生活を送っていても、寝ているだけでも”汗”はかいています。それが運動時となると、とても多くの量の汗をかくことになります(だから、汗をかいたと意識できます)。汗の元は、血液中の水分です。この水分はどこから摂りいれたかというと、食事や飲み物からというように辿れます。
 汗をかくということは、体の中から水分を外へ出してしまうということです。出してしまったら(汗をかいてしまったら)、補わないと(食事や飲み物をとらないと)、体の調子は悪くなります。悪くなった状態を脱水といいますが、この脱水した状態は、体の不調を起こすだけでなく、危険な症状を起こす原因となります。
 この危険な症状の例は、熱中症です。よって、水分を補給しなければならないということとなります。
 水分補給の考え方は、このかいてしまった汗を、食事や飲み物をとることによって補う、ということです。

 ただ、水だけをとっても、吸収のスピードがあまり良くないはため、脱水からの回復があまり早くありません。では、何をとれば、吸収スピードが早くなり、回復が早くなるのかというと、それは塩分です。
 また、汗をなめると少しだけしょっぱいものです。これは、汗の中に塩分が含まれているからですが、水分と同様、塩分も一緒に外に出されてしまっている、ということを表しています(個人差や環境条件による差があります)。
 よって、水分を補給するときには、一緒に塩分を摂ることが大切なこととなります。

 ここまでのお話しでは、とても薄い塩水、もしくは、水と一緒に食塩を摂るようにということとなります。
 水と一緒に食塩を摂ることに問題は少ないかと思いますが、薄い塩水を飲むのは、あまりおいしいものではありませんし、飲みたいという気持ちも起こりにくくなります。
 そのため、薄い塩水に、糖分(砂糖など)を混ぜることによって、おいしくて飲みやすくするということを行っています。これが、スポーツ・ドリンクということとなります(市販されているスポーツ・ドリンクは、成分のバランスをうまく調整して、美味しく飲めるよう作ってあるものです)。
 また、糖分を一緒にとることによって、運動時のエネルギー補給を狙うという考えがあります。長時間(例:1時間以上)の運動をしていると、エネルギー不足となってくるといわれています。その不足を補うために、糖分をとって、エネルギーを持続させようとするものです。
 
 以上が、水分補給の考え方となりますが、整理すると、以下のような流れとして理解をしてくださればと思います。

 1.水分(水)→2.塩分→3.糖分
1.水分(水)をとることは絶対に必要
2.その時、塩分を一緒にとると吸収、回復が早い
3.さらに糖分を加えると効果的

 以上をふまえた上で、具体的な方法についてを考えてみましょう。

 
 体調管理の考え方
 運動をするということは、体を痛めつけているということと考えることができます。体に対して大きな負担をかけるということですので、その分、体は弱くなってしまうものです。ただし、適切な休養をとることによって、回復することができますし、少しだけ以前よりも強くなることができます。これがオーバーロード(過負荷)の原則とよばれているものです。
 ただ、負担が強すぎると、回復するのに長い時間がかかってしまうため、効率的ではなく、間違えるとケガになってしまいます。
 また、暑い環境などで運動を行なうことも、運動の負担を大きくする要因です。暑いときには、普段の(暑くない)環境と比べ、疲労の度合いは大きくなることは、経験からもご理解いたただけるものと思います。

 体に負荷(負担)をかけるためには、体の調子が良い状態でなければなりません。そうしないと、もっと弱くなってしまいます。また、負担をかけすぎたり、かけてから十分に回復する前に、負担をかけてしまうと弱っていく一方となってしまいます。

 そのため、まず、運動をする者は、自らの体の調子を良い状態に保つということが大切なことです。また、この運動をしていくなかで、常に良い状態を保つということは、強くなっていくということと同じ意味です。
 同時に、環境条件や、個人(自ら)の状態などを総合的に把握して、適切な運動を行なうということが重要となるものです。

 このような自己管理や体調管理は、強くなるため、上手くなるため、運動を続けていくために、とても大切なことです。

熱中症の予防法

メディカル・チェック と コンディショニング・チェック
(1) メディカル・チェック
スポーツ、運動を行う者は、必ず行っておくべきことです。
また、遠征や合宿に行く前には、メディカル・チェックをしておくことをすすめます。

内容的には、以下の項目です。
? 一般的な健康診断
(問診、理学所見、血液検査、尿検査、胸部X線、安静時心電図検査)
? 運動時における運動負荷試験
(心電図をとりならがら運動するものです。)
? 必要に応じて、心エコー検査、長時間心電図など
※ 特に?の運動負荷試験は重要です。

これらの検査によって、潜在的な疾患の有無を確認しておくことが大切です。

(2) コンディショニング・チェック
常日頃よりの健康管理は、熱中症の発生をくい止めるだけでなく、怪我などによる故障の発生などを少なくし、ひいては、運動をしている者のパフォーマンス・アップにつながります。
熱中症ついては、既往歴の確認が必要となってきます。過去になったことのある者は、かかりやすいということが言われています。また、暑熱環境での運動の際には、その者について、特に注意をしておく必要があります。

熱中症は、コンディショニングが崩れたときに発症しやすいものです。チェック項目としては以下の通りです。

? 練習前後の体重の確認
どの程度の水分が発汗によって失われたのかを知ること。
練習の前と後に体重を測り、表にしておく。翌日の練習前の体重測定時に、少なくとも減った分の80%は回復しているようにする。回復していなければ、水分補給が足らない、食事が確りとれていない、睡眠不足などの理由を考え、確りとるようにする。
(例 練習前60.0kg、練習後57.0kg、翌日の練習前に59.4kg以上)
また、運動前後の体重を比べると、特に水分補給が適切であったかどうかがわかります。運動前後の体重減少が2%以内に収まるように水分補給を行うと良いと思います。(体重の3%以上の水分が失われると体温調節機能に影響がでるといわれています)

? 睡眠状況の把握
睡眠不足は熱中症を引き起こしやすく、また、疲労の蓄積、集中力の低下などによってケガなどを誘発させますので、睡眠時間や睡眠状況をチェックしておく必要があります。
睡眠時間は8時間以上、就寝と起床の時刻を一定にする、寝苦しくて寝れない、などのことが無いように気をつけてください。

? 怪我、故障の把握
軽い怪我や故障を持ったまま運動をすると、健康な状態に比べて、多くのストレスが体にかかります。通常より精神的にも体力的にも疲れる原因ですので、運動量のコントロール(通常より少なくする、故障しているところに負担のかからないものに変更する)や、運動を止めるといったことが必要となります。

? その他
発熱、疲労、下痢(便通の状態)、二日酔い、貧血、循環器疾患なども原因となるので、チェックが必要です。とくに暑い時期は下痢になりやすいですが、下痢は脱水状態を引き起こし、水分を摂っても吸収が悪くなっているので、甘くみてはならないものです。

熱中症にかかりやすい条件など
熱中症にかかりやすい状態の者は以下の通りです。
暑熱障害にかかりやすい者
○ 体力の弱い者(新入生や新人)
○ 肥満の者
○ 体調不良者
○ 暑熱馴化のできていない(暑さになれていない)者
○ 風邪など発熱している者.
○ 怪我や故障している者
○ 暑熱障害になったことがある者
○ 性格的に、我慢強い、まじめ、引っ込み思案な者など
以下のような疾患を持っている者は注意が必要です。
暑熱障害の増悪因子
○ 高齢者
○ 心疾患(冠状動脈疾患など)
○ 高血圧
○ アルコール中毒
○ 糖尿病
○ 発汗機能の低下者
薬物(抗パーキンソン剤、抗コリン剤、抗ヒスタミン剤)
汗腺障害
強皮症
熱中症の起こりやすい環境や活動の条件などは以下の通りです。
気象・環境・活動条件など
○ 前日までに比べ、急に気温が上がった場合
○ 梅雨明けをしたばかりの時
○ 気温はそれほどでなくとも、湿度が高い場合
(例: 気温20℃、湿度80%)
○ 活動場所が、アスファルトなどの人工面で覆われているところや
草が生えていない裸地、砂の上などの場合
○ 普段の活動場所とは異なった場所での場合
(涼しいところから暑いところへなど)
○ 休み明け、練習の初日
○ 練習が連日続いた時の最終日前後
スポーツによる熱中症の予防
予防法のまとめとして
○ 環境条件を把握し、それに応じた運動、水分補給などを行う
暑い時期の運動はなるべく涼しい時間帯に行うようにし、急な激しい運動を避け、休憩と水分補給を頻繁に行う必要があります。(詳しくは「水分補給と体調管理」を参照ねがいます)
また、クラブ活動、チームなど集団での活動の場合、強制的に水分補給ができる時間を設ける”強制飲水”という方法を行うべきと思います。その際、必ず個人に水分補給の仕方のレクチャーをしてあり、一人一人が自分にあった補給の仕方を知っている必要があります。注意として、個人が好きなときに自由に飲める”自由飲水”という方法のみということは避けるべきで、強制飲水と自由飲水の両方を併用して行なう方法が最善と考えられます。(詳しくは「自由飲水について」を参照願います)

○ 暑さに徐々に馴らしていく(暑熱馴化)
熱中症は、7月下旬から8月上旬の梅雨明け直後に特に多く、また、夏季以外でも急に暑くなったときなどにも起こります。これは、体が暑熱環境や、体の発熱に馴れていないためで、急に暑くなったときなと゛は運動を軽くおさえ、体を暑さに少しずつ馴らしていく(馴化)必要があります。

○ 個人それぞれの条件を考慮する
上記に詳しく掲載しましたが下痢、発熱、疲労などで体調の悪い者は、暑い中で運動してはいけないことがわかると思います。また、体力の低い者、肥満、暑さに馴れていない者は運動を軽減し、運動中は特に注意をする必要があります。

○ 服装に気をつける
服装は軽装として暑さ寒さにあわせ、吸湿性や通気性のよい素材で、色合いも熱を吸収しないもの(白系統の色)にすると良いでしょう。直射日光は帽子で防ぐようにしてください。
例えば、暑い場合は、白いメッシュ状に織り込んであり、速乾性の素材の半袖シャツに、短パンというような服装です。

○具合が悪くなった場合には、早めに運動を中止して、必要な手当をする
指導・管理者などが、選手などを見るポイントとして、足の動きや運び、目の焦点、こちらの質問に確り反応できるか(質問は絶対に答えられるもので)の3点をチェック・ポイントとして判断の基準として下さい。もし、少しでもおかしいと判断したら、涼しいところで休憩させ、水分補給をさせてください。
また、手当については、「応急手当」のページをご覧下さい。

最後に
最後に、日本体育協会が平成5年に「熱中症予防の原則」として
下記の8ヶ条を発表しています。参考にしてください。
熱中症予防8ヶ条
1. 知って防ごう熱中症
2. 暑いとき、無理な運動は事故のもと
3. 急な暑さは要注意
4. 失った水と塩分を取り戻そう
5. 体重で知ろう健康と汗の量
6. 薄着ルックでさわやかに
7. 体調不良は事故のもと
8. あわてるな、されど急ごう救急処置
また、日本体育協会より「熱中症予防のための運動指針」が
日本サッカー協会より「夏期大会開催における指針」があります。

出典
川原 貴(1997) スポーツにおける熱中症
臨床スポーツ医学 14(7) 735-739

戸苅晴彦(1997) サッカーの暑さ対策
臨床スポーツ医学 14(7) 741-746

和久貴洋(1997) 剣道の暑さ対策
臨床スポーツ医学 14(7) 747-752

吉原 紳 ゴルフ場での事故と暑さ対策
臨床スポーツ医学 14(7) 769-773

熱中症とは

熱中症とは、体の中と外の”あつさ”によって引き起こされる、様々な体の不調であり、専門的には、「暑熱環境下にさらされる、あるいは運動などによって体の中でたくさんの熱を作るような条件下にあった者が発症し、体温を維持するための生理的な反応より生じた失調状態から、全身の臓器の機能不全に至るまでの、連続的な病態」されています。
(熱中症という漢字には、読んで字のとおり、「熱に中る」という意味をもっています。)

熱中症は、熱波により主に高齢者に起こるもの、幼児が高温環境で起こるもの、暑熱環境での労働で起こるもの、スポーツ活動中に起こるものなどがあります。
労働中に起こるものについては、労働環境改善などにより以前に比べ減少してきているとされていましたが、近年の環境条件により増加傾向が伺われます。また、スポーツなどにおいては、一時増加傾向にあり、その後減少に転じましたが、下げ止まりのような状況になっており、依然、死亡事故が無くならない状況にあります。

熱中症というと、暑い環境で起こるもの、という概念があるかと思われますが、スポーツや活動中においては、体内の筋肉から大量の熱を発生することや、脱水などの影響により、寒いとされる環境でも発生しうるものです。実際、11月などの冬季でも死亡事故が起きています。また、運動開始から比較的短時間(30分程度から)でも発症する例もみられます。

熱中症は、いくつかの症状が重なり合い、互いに関連しあって起こる。また、軽い症状から重い症状へと症状が進行することもあるが、きわめて短時間で急速に重症となることもあります。
熱中症は、大変に身近なところでおきていいます。そのため、十分にその危険性を認識しておくことが必要です。

従来、医学的には治療方針をたてる上で、暑熱障害、熱症として、以下の3つの病態に分類されています。
? 熱痙攣(heat cramps)
? 熱疲労(heat exhaustion)
? 熱射病(heat stroke)

ただし、熱中症の分類は医学的にも混迷している状況にあります。これは日本語においても、英語においても同様と考えられ、このことが症状や緊急性の判断を難しくさせ、手当や診断に影響を及ぼしていると考えられています。詳しくは、安岡(1999)の報告が詳しいので参考とされたい。

安岡の報告では、熱中症について以下のような分類を行なっています。
総称としての「熱中症」という言葉を用いるのみで、総じて度数分類による判別を行なっている。以下、安岡の報告をまとめます。
(※度数表記に、それぞれの対応する英語ならびに日本語表記を参考として記してあるが、原則それらは用いない)

分類 程度 症状
?度 軽症度 四肢や腹筋などに痛みをともなった痙攣
(腹痛がみられることもある)
○多量の発汗の中、水(塩分などの電解質が入っていない)のみを補給した場合に、起こりやすいとされている。
○全身の痙攣は(この段階では)みられない。

 


失神(数秒間程度なもの)
○失神の他に、脈拍が速く弱い状態になる、呼吸回数の増加、顔色が悪くなる、唇がしびれる、めまい、などが見られることがある。
○運動をやめた直後に起こることが多いとされている。
○運動中にあった筋肉によるポンプ作用が運動を急に止めると止まってしまうことにより、一時的に脳への血流が減ること、また、長時間、あつい中での活動のため、末梢血管が広がり、相対的に全身への血液量が減少を起こすことによる。?度中等度めまい感、疲労感、虚脱感、頭重感(頭痛)、失神、吐き気、嘔吐などのいくつかの症状が重なり合って起こる
○血圧の低下、頻脈(脈の速い状態)、皮膚の蒼白、多量の発汗などのショック症状が見られる。
○脱水と塩分などの電解質が失われて、末梢の循環が悪くなり、極度の脱力状態となる。
○放置あるいは誤った判断を行なえば重症化し、?度へ移行する危険性がある?度重傷度意識障害、おかしな言動や行動、過呼吸、ショック症状などが、?度の症状に重なり合って起こる
○自己温度調節機能の破錠による中枢神経系を含めた全身の多臓器障害。
○重篤で、体内の血液が凝固し、脳、肺、肝臓、腎臓などの全身の臓器の障害を生じる多臓器不全となり、死亡に至る危険性が高い。

 従来定義と新定義の対応表
従来定義 新定義
熱痙攣(熱性筋攣縮、熱性こむらがえり)[heat cramps]
熱失神[hest syncope]・日射病[sun stroke]
?度
熱疲労(熱疲弊)[heat exhaustion] ?度
熱射病[heat stroke]
古典的熱射病[classical heat stroke]
努力性熱射病[exertional heat stroke]
?度
〃 C型
〃 E型

出典森田茂穂(1996) 熱中症-その予防と治療のポイント
救急医療ジャーナル 21 8-11

 

福家伸夫(1996) 薬物による熱中症
救急医療ジャーナル 21 23-26

川原 貴(1997) スポーツにおける熱中症
臨床スポーツ医学 14(7) 735-740

安岡正蔵 他5名(1999) 熱中症(暑熱障害)?~?度分類の提案
救急医学 23 p1119-1123

熱中症対策に役立つサプリメントってあるの?

肝機能障害は血液検査でわかります

人間ドッグや健康診断で血液検査を受けると様々な病気を見つけることができます。仕事でお酒の付き合いがある男性は肝機能の数値が気になるのではないでしょうか。

肝機能障害とは、肝臓が何らかの異常によって障害を受けることにより、正常に機能しなくなることをいいます。健康診断などで肝機能の数値を表すのはGPT、GOT、γ-GTPといった数値です。この数値で肝機能障害がどの程度の状態であるかを判断できます。

肝臓は沈黙の臓器といわれており、自覚症状が出る頃には相当症状が進んでることが多いです。進行すると全身倦怠感、食欲不振、黄疸などの症状が現れます。肝機能障害をそのまま放置すると、肝炎、肝硬変、肝臓がんなどに進行する恐れがあります。

肝機能の数値が高くなる原因は暴飲暴食などです。肝機能障害は血液検査を受けないとわからないので定期的な検診を受けることが大切です。肝機能障害と診断されたら適切な治療を受けましょう。

肝機能障害に関するネットコラムなどで勉強することも肝機能の数値を正常値に戻すためにおすすめです。

内臓脂肪を落とすには生活習慣の改善を

肥満には内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満があります。内臓脂肪型肥満は内臓に脂肪が蓄積されていて、男性に多く見られます。一方皮下脂肪型肥満は皮下に脂肪が蓄積されていて、女性に多く見られます内臓脂肪型肥満は生活習慣病になりやすいと言われているので内臓脂肪を落とす必要があります。

内臓脂肪は皮下脂肪よりも落としやすいので生活習慣を改善しましょう。バランスのよい食事と適度な運動が効果的です。内臓脂肪レベルを正常に戻しましょう。肥満だと高血圧である場合も多いです。高血圧を放置していると血管がもろくなり動脈硬化を引き起こし様々な病気を発症してしまいます。

血圧を下げるには塩分控えめの食事をしましょう。DHAやEPAを摂取すると血液がサラサラになります。果物に含まれているカリウムはナトリウムを排出する効果があります。

オレンジにはイシトールという成分が含まれています。これは肝臓に溜まっている脂肪を落とす効果があります。イシトールを摂取することで体の中の脂肪が内臓に溜まらないようになります。

医薬部外品の青汁を飲んで健康を保つ

サプリメントを飲むことで、健康を維持しやすくなります。中でも青汁は、食事で摂取しきれない栄養素を取り入れることができるので、積極的に飲んでみるとよいでしょう。

サプリメント状になっている青汁の中には、様々なハーブ成分を含んでいるものもあります。野菜や果物成分に加えハーブも含まれていれば、体の解毒作用も期待しやすくなるのです。また、ハーブは厳しい自然環境の中でたくましく育っていることもあり、体内環境の改善に効果を期待することもできるでしょう。

青汁の選び方として、ハーブ成分が配合されているほかに、医薬部外品に指定されている点も重視してみるとよいです。医薬部外品は、摂取することで体に対しての一定の効果があります。病気を防ぎ健康維持を行い人にとって、摂取しておいて損はないでしょう。

病気になるリスクを考えている人は、予防のためにもクチコミで人気の医薬部外品の青汁を飲み、健康的な生活を送るように気を付けてみてください。

成長ホルモンの分泌を促すオルニチン・グリシン

私達の日常生活での疲労を回復させる働きのある物質に「成長ホルモン」があります。成長ホルモンは、成長期に骨や臓器の発達を促すだけでなく、成人になっても就寝中に分泌され、身体の再生を行っている重要な物質です。 成長ホルモンは、加齢によってだんだんと分泌量が減量し、不足すると老化が早まったり、活力のある生活が送れなくなったりなどの弊害があります。そこで、サプリメントで補うことで、若々しい生活を送ることができます。

成長ホルモンの分泌を促すサプリメントには「オルニチン」と「グリシン」があります。オルニチンは遊離アミノ酸と言われる物質で、新陳代謝を活発にし肝臓などの働きを助けます。食品では主にしじみに多く含有されています。 グリシンは、非必須アミノ酸の一種で、成長ホルモンの分泌を促すだけではなく、コラーゲンの主成分でもあります。また、グリシンは睡眠を促す効果があり、日常的に摂取している人は一般人に比べて寝つきが早いことが知られています。この二つの栄養素は、、健康と美容の両方に恩恵があり、同時に摂取することでより効果的になります。

老廃物などを分解してくれる食品と熟成期間

人間の体にとっては、必須の成分がいくつもあります。なぜなら、成分によっては体の中にある悪い物を分解してくれるからです。そもそも体の中には、あまり良くない物が蓄積されてしまう場合があります。それを放置しておけば、体調不良になる確率も高まる訳です。

ところが一部の食材の中には、それを分解してくれる成分が含まれています。ヘルスケアを行っている方々は、たまに黒酢や米酢、くろ酢のサプリに着目しています。どちらも、体内にある悪い物を分解してくれると見込まれるからです。ですから体調が気になる時には、それらに着目してみるのも一法です。

ただし黒酢などを摂取するなら、熟成期間には注意が必要です。食材というのは、それぞれ熟成期間に関する違いがあります。基本的には長い間に渡って熟成された食材は、大きな力を発揮してくれる傾向があるのです。

逆にあまり期間が長くなければ、効果が限定されてしまう場合があります。 ですから体調を改善したいと望むなら、期間が長めな食材に着目してみると良いでしょう。

にんにくの臭いは無臭にんにくで安心

にんにくは様々な料理に使用されています。アンチョビパスタやオニオンガーリックスープなどの洋食から麻婆豆腐や餃子などの中華料理までにんにくを使った料理は幅広いです。にんにくの臭いが気になる人のために無臭にんにくというものもあります。

にんにくに含まれるアリシンという成分は非常に強力な抗菌、殺菌作用がありますその効能は体内だけでなく、皮膚などの体外の細菌やウイルスにも効果を発揮しています。アリシンの抗菌、殺菌力はウイルスやチフス菌、コレラ菌、サルモネラ菌など様々な病原菌を殺菌、抑制することが知られています。また胃潰瘍の原因となるピロリ菌にの有効であると言われています。

にんにくの抗菌、殺菌効果は強力なため、大量に摂取すると副作用が起こる可能性があります。にんにくの強力な殺菌効果で善玉菌である腸内細菌を殺してしまうこともあります。生のにんにくを食べすぎると起こる可能性があります。加熱したにんにくならば問題ありません。

ウォーキングにもダンスにも。

歩くことは足の健康のために欠かすことができません。毎日散歩するのが日課のお年寄りに元気な人が多いのも、毎日歩くことで足が鍛えられるからなのです。歩く事おっくうだという人はダンスがおすすめです。上手じゃなくても平気、音楽に合わせて体を動かすだけでもいいのです。足が動かなくなると身体の健康にまで影響が出てきますので、ストレッチなどの軽い運動や散歩、マッサージ、足の健康に良いサプリメントの補給などを、足が弱ってしまう前にしておく必要があります。

高齢化が進む日本では、足を強くするサプリメントに人気が集まっていますが、特にグルコサミンとコンドロイチンはドラッグストアでも大変売れている商品です。グルコサミンもコンドロイチンも、普段の食事ではなかなか取りにくいものなので、サプリメントを利用する人が多いのです。

そして、最近は新常識サプリメントとして、グルコサミンとコンドロイチンにケルセチンを加えたものが出てきました。実は、この組み合わせで、ひざ関節の痛みが緩和されることが明らかになっているのです。 ケルセチンとは植物由来のポリフェノールのことで、ケルセチンを配合することにより、ますます健康に役立つサプリメントになったのです。ケルセチン以外にコラーゲンも入っていますので、この新常識サプリメントは、足のための総合サプリメントとも言えます。

健康の王道の飲み物青汁

青汁は健康的な成分を豊富に含んだ飲み物で、日々の食生活に取り入れることで食事のバランスを整えることができる。ケール、大麦、明日葉などを使用した青汁から、モズクやわかめなどの海藻を使用したものなど様々な種類が市場には出回っている。ケール、大麦、明日葉を使用した王道の青汁は美容、健康など様々な事に効果がある。

海藻などを使用した青汁はあまり一般的ではないが、フコイダンと呼ばれる食物繊維が入っており、抗酸化作用、抗ガン作用、抗菌作用、皮膚創傷修復作用、胃粘膜保護作用、胃潰瘍治癒促進作用、血中コレステロール低下作用などの効果が報告されている。青汁に共通する作用としてやはり健康にとても良いということが言えるだろう。

青汁を飲むことによって得られる恩恵は少なくは無い。平均寿命延びている近年、老後を健康に過ごすため日々の食生活に青汁を取り入れることは重要に感じる。最近では青汁を購入すると混ぜるためのシェイカーが特典として付いてくるので活用したい。

栄養バランスの崩れは膝も崩す

関節の老化を加速させるには様々な原因があります。加齢や運動不足、体重の増加や筋力の低下等が挙げられます。痛みを感じたら少しの間休ませる事も大切ですが、骨や軟骨の老化を制止する事も大切です。それは日常生活の中で行う事ができます。膝関節に負荷がかかる履物を履かない、体重が増加傾向にある場合はウィーキングやジョギングで減量を目指す、お風呂にゆっくりと浸かり曲げ伸ばし運動等の簡単なストレッチを取り入れる等があります。

また食事のバランスが乱れている事により、引き起こる事も考えられるため、栄養成分を豊富に摂取する事も大事です。運動や食事以外では、サプリメントを摂取する方法がオススメです。それがサントリーのグルコサミンです。サントリーは長年に渡り、関節について豊富な研究実績があります。

サントリーだからできた、グルコサミンによる軟骨成分の摂取が、多くの人達に健やかな歩みをサポートしています。誰も語らないのは、実感してこそ分かる効果だからです。試して分かる栄養成分なので、歩みが気になりだしたら飲むと良いサプリメントです。そして誰も語らない効果を実感したら、毎日継続する事で更に納得の効果を得ることができます。

ネットでサプリメント購入時の注意点

最近は、健康志向が高まり、美容と健康にすごく興味を持っている方も多いのではないでしょうか。そういう興味をお持ちの方は、きっとネットなどで紹介されている美容医療の記事や美容のコラムなどを参考にしている方もおられるでしょう。

また、美容や健康に関するいろいろなサプリメントも販売されており、自分にあったサプリメントを選ぶ際、薬局やドラッグストアなどで、薬剤師さんに相談したりして選ぶ方もいれば、手軽にネットなどでで購入される方も多いと思います。そんなお手軽にネットなどで、サプリメントを購入する場合、配達状況を必ず確認しておきましょう。

一日でも早く手元に欲しい場合など、ネットの店舗に在庫がない場合や、配送会社が込み合っている場合など、スムーズに配送されない場合があるため注意しましょう。もし、便秘の改善効果があるサプリメントなどがすぐに欲しい場合、配達状況が悪くて遅くなったら困りますよね。また、便秘でベルトもきつくなり、辛いかもしれません。これらのことから、配達状況の確認が重要になってくるのです。

レースアップやプロジェクトの為に栄養に気を使う

レースアップなどの靴を履くとなると、しばしば栄養補給が大切になります。なぜなら靴の履きこなしは、スタイルなどにも左右される事が多いからです。そもそも靴の履きこなしは、足の美しさと密接な関係があります。一般的には、その美しさは発汗量などに結びついている事が多いですね。発汗が正常な方々の場合は、レースアップの靴を履きこなしている傾向があります。

そして美しさは、栄養補給と密接な関係があるのです。正常に栄養分を補給できていれば、総じて汗の放出なども問題無い傾向があります。それと栄養補給は、プロジェクトとも大きな関係があるのですね。会社でお勤めの方々は、何らかのプロジェクトに携わることも珍しくありません。

そのプロジェクトで成功できるか否かは、普段の栄養状況などにも左右されます。プロジェクトで失敗をしてしまえば、やむを得ず退会になってしまう事もあるでしょう。つまり栄養補給を心がければ、退会を防止できる事も多い訳です。このようなレースアップの履きこなしとプロジェクト等が理由で、多くの方々は栄養補給に気を使っている訳ですね。

ネット通販のウラの裏

ネット通販のウラの裏にかんしては、特に人が顔を見て購入したり店構えを見て購入する訳では無い為に、やはり色々な面で考える事も多くなります。特にネットで買い物をする人で気を付けなければいけない事は価格が安いからと言って何でも購入する事は気を付けなければいけません。

最近では詐欺も横行して色々な面で考えなければいけない事も多くなります。お金を支払って商品が送ってこない事もあったりする様で、そう言った所で購入する事はとても危険な事となります。安さはやはり裏返しがあったりする事であり、安く見せる事はそのショップにとってもとても良い状況と言えます。そこをしっかりと考えながら取り引きを行うには、やはり口コミサイトの活用が必要となります。人が購入している履歴から、しっかりとショップの感想まで掲載してあれば、問題なくネット通販を活用する上でも安心して利用出来ます。

ショップのウラの裏をしっかりと見ていく事がこれからも必要な状況となる事は間違い無く、そこで利用する事により、ネット通販尾上手な活用となって行けば特をする事にもつながっていきます。ウラの裏をしっかりと見据えながら取引が行えるととても素晴らしいでしょう。

プラセンタサプリの効き目を大公開

40代に突入してからと言うもの、体だけでなく肌にも様々な衰えが出ています。シミやしわ、たるみなど、一気に老化が加速しているのを実感しています。女性たるもの、少しでも若くありたいと望むものですから、美肌サプリなどは前から飲んでいました。しかし、劇的な変化というものがなく、少々寂しい思いをしていたのです。

そんな時に友人からすすめられたのが、プラセンタサプリです。プラセンタはドリンクを飲んだことがあって、その効き目を大公開すると、翌日の肌のハリが全く違っています。それで、ここぞという特別な日の前に飲むようにしています。サプリは今まで試した事がなかったのですが、友人の肌がとてもつやがあってサプリのおかげだというので、私も飲み始めてみました。

そこで、効き目を大公開すると、一袋飲み終わった頃には、肌のトーンが明らかに明るくなって、乾燥しがちだった肌が潤いを感じるようになったのです。ちょうど飲み始めたのが冬前だったのですが、毎年ひどい手荒れを起こしていたのが、今年はほとんど手荒れに悩まされずにすんでいます。これも、プラセンタサプリを飲み始めたおかげだと思っています。肌の調子がとても良くなって、今まで飲んでいた美容サプリよりも効き目があって嬉しいです。

近年注目されるビタミン「葉酸」

近年、健康面と美容において注目されている栄養素のひとつに「葉酸」があります。女性にとって、とても大切な栄養素でもあるとのことで、詳しく調べてみました。

まず、「葉酸」とは、水溶性ビタミンB群の一種にあたります。もともとはホウレン草から発見されたもので、パセリや春菊、ブロッコリーといった濃い緑色の葉もの野菜に多く含まれています。しかし、熱に弱いという性質を持っており、通常の調理過程で成分が半減してしまうため、一定量の摂取が難しいと言われています。そのため、サラダや最近流行のスムージーのように、生のまま摂取するのが一番効率の良い方法になります。また、サプリメントも多く出ているので、それらで補うのも良いでしょう。

「葉酸」は当初、赤ちゃんの発育にとても効果があるということで、妊娠初期の妊婦さんや、妊娠を望む女性への積極的な摂取が勧められてきました。しかし近年では、胎児だけではなく、他の健康維持や美容面においても注目をされています。そもそもビタミンBは、体の機能を正常に保つのに重要な働きをしてくれるものであり、美肌作りにも欠かせない栄養素であると言われています。摂取することによって体の疲労感を取ってくれたり、肌荒れを改善してくれるといった、嬉しい効果も期待できるのです。 日々の生活にうまく取り入れて、効率的に摂取していきたいと思います。